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諸星大二郎『無面目・太公望伝』

 諸星大二郎/無面目・太公望伝 諸星大二郎/無面目・太公望伝
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コモンルームに置いてあったのを拝借して読んだ。諸星大二郎は知る人ぞ知る名漫画家です。絵はあまり上手くないと思いますが作品のテーマ性が秀逸。無面目は中国の古典を題材にした顔のない神様の話だけどずっと前に読んだから忘れてしまった。

後半の太公望伝は太公望が「爺になってから周の文王と会う前の人生」に焦点を当てた話で、諸国を放浪した太公望がいかにして悟達に至ったかを描いたものです。漫画だと太公望は70歳になってようやく文王に仕えるという大器晩成のお手本みたいな人生を送っているんだけど、今のご時世じゃ「70歳になってからデビューするのでそれまで修行させてください」って言っても「こいつはアホか?」って思われるだけだろうな(というか漫画でもそう)。。とはいえ70歳から華々しくデビューする老人が増えると高齢化社会も楽しく過ごせそうだ。なんだかよくわからない感想だが。

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